痛みを加齢のせいにする医者には行かない方がいい!

痛みについて

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今日は痛みについて僕個人の考えを書かせていただきます。


まず、痛みには筋肉の過緊張によるもの、捻挫や打撲、骨折とか侵害受容性の痛み腰椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症など神経性の痛み、精神心理面からくる心因性の痛みが有名です。

しかし、患者さんにとっては一括りで『痛い!』と表現されていると思います。

僕は痛みには必ず原因があると考えています。それは日常生活の癖からくるもの、運動後のケア不足や運動時の体の使い方からくるもの、はたまた生活の不摂生や精神心理的なストレスからくるものなど様々です。そのなかでセラピストとしては患者さんに痛みの原因をお伝えして初めて治療したことになるのだと考えています。

よくある話『加齢のせいですね』とか『歩き過ぎですよ』とか『骨が変形しすぎてるから』と曖昧な説明で終わって頑張って助長しないように維持していきましょうと片付けてしまい、患者さんの希望を勝手に終わらせるのは違うと考えています。

プロであれば加齢するとどこがどうなってしまうから、どういうことに注意するといいですよ。とか骨の変形は強いですが今の歩き方よりはこういう風にした方が楽だと思いますよ。とか⭕️⭕️さん今日顔色悪いけど何かありましたか?差し支えなければ話してください。とか(日頃から患者さんの周りのオーラや雰囲気を感じるようにすれば本当に見えてきます。たぶん、話す時の早さとか呼吸の浅さとか瞳孔の開き方とか表情筋のタイトが無意識に感じ取れたりしてくるんですかね。騙されたと思って患者さんの周りのオーラとか雰囲気を感じ取るようにすると評価の幅、治療のクオリティが上がるかもしれないので試してみてください。大事なのはやるかやらないかだと思います。)患者さんに少しでも希望を与えるように死に物狂いで考え抜いて患者さんに自分の身体を理解していただくことが大切だと考えています。

そして、それに加えて自分の武器を使います。アライメントのズレや軟部組織系の問題、体液の滞りとかもあるんですかね、少し話を聞いてあげるだけでも軽くなったり、などなどを見つけて患者さんとビフォーアフターを共有することが大切です。そうすれば再発のリスクも減りますからね。患者さんが痛みの原因を知っているから。

痛みがあることは患者さんの今度の人生を左右します。セラピストにかかってくる責任は他人の運命です。かなり重いですね。ただ、そこまで考えて治療に当たっている人がどれだけいるのか。

今、現在養成校が増え凄い勢いで理学療法士を排出してます。正直学校は卒業後の生徒の行方なんで知らんぷりです。そこまで甘えてもいられません。卒業後は自分次第です。

でも、この仕事の可能性は狭きに囚われず考えればかなり幅広いです。楽しいです。自分のためではなく人のためだからこそ頑張れるってのもあるのかもしれないですね。

ちと痛みのテーマぶれました(・∀・)笑

と、こんな長々と話をした矢先!
僕個人的な考えでは『痛みが100%無くなることはありえません!』(変な宗教とか覚せい剤とか脱法ハーブとかの使用時を除いて)=痛みに関しては急性期と慢性期の痛みを受ける脳の部位の違い、悩み事がある時に発する脳内ホルモンの分泌、神経性調整、体液性調整などの恒常性の機能を考えると『痛みがなくなること=死んでるも同然』と考えているからです。次回はこの辺りに触れて行こうと思います。

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長々と読んでいただきありがとうございました。

※ここに書かれていることは僕個人的な思考でしかないので他方のご意見はとても貴重なものと考えております。貴重なご意見いただけるとありがたいとおもいます(^-^)/